夢見草
来週末、彼女と桜を見に行きます。
予想ではちょうど満開を迎える頃、絶好の日和となることを願ってやみません。
毎年開花が早まって、今年はもう入学式シーズンには葉桜なのではないかという見方が
大勢のようです。
4月の新生活への期待と不安は、千々に舞い散る桜吹雪の中でこそ昇華される気がする
のですが、それもあと数十年もすれば、古い感覚になるのかもしれないですね。
タイトルの夢見草は、桜の異名です。
雪の頃から待ちわびても、夢のように美しいのはほんのひと時、
気付けば儚く散りゆく桜。
徒桜と分かってはいても、いや分かっているからこそ、
人はこんなにも思い焦がれるのかもしれないですね。