猫が好き。

猫と女性が好きです。日々(月一?)の独り言です。

桜の木の下で

週初めから仕事でバタバタしてしまい、このところ家に帰ったらバタンキューでした。
今月末に仕事で大きなイベントがあり、それが終わるまでは気の抜けない日々が続き
そうです。


そんなことはさておき、先日の土日は無事に彼女に会うことができました。


お花見は満開の桜を予想して行ったものの、何故か車窓を流れる桜のほとんどが

2~3分咲きで、下手をするとまだ開花すらしていない木もありました。
彼女の住む街の方が日本の西側に位置しているにもかかわらず、私の住む街の方が

満開になるのが早かったようです。


悔しかったので、帰りの新幹線で桜の開花の仕組みを調べてみました。

すると、桜の開花には桜の開花を眠らせておく「休眠物質」が関係しているとのこと。


桜は花が散って葉桜となる頃に、太陽光を受けて葉がせっせと休眠物質を作り、それを

つぼみのところに溜めていきます。
この休眠物質があると、夏や秋の陽気でも開花しないのです。
それが、冬になって寒くなると、徐々にその休眠物質が減っていき、それに伴いつぼみ

が膨らんでいきます。
そしてその休眠物質がなくなると一気に開花となるそうです。
つまり、桜の開花には休眠物質を消費するための「寒さ」が必要という訳ですね。
彼女の住む街は温暖な気候ゆえに、まだ休眠物質が残ってしまっているのだと思います。


とはいえ、目的地であった桜並木通りの桜は8分咲きに達していて、往復3km程の桜の

トンネルを彼女と2人で歩くことができました。


彼女と歩く桜並木は、また格別です。


幹から直接咲く頑固な胴吹き桜に、ちょっと親近感を覚えるのは自分も頑固者だから

でしょうか。


彼女と眺めるなら、散りゆく満開の桜より、今咲き誇らんとする8分咲きの桜の

ほうが相応しい、と思うのは私の負け惜しみではないはずです。

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