二本指の法則
私の右手の2D/4D比は、0.88です。
2D/4D比とは、2番目の指(人差し指)と4番目の指(薬指)の長さの比率
(人差し指の長さ÷薬指の長さ)のことです。
この値が0.95以上であれば人差し指が薬指より長く、0.95未満であれば薬指が
人差し指より長い人と判断します。
畢竟するに、私の人差し指の長さは薬指の長さの88%ですから、薬指が
人差し指より長い人となります。
薬指が人差し指より長い人は男性脳、人差し指が薬指より長い人は女性脳で
あることが多く、これを「二本指の法則」と言うそうです。
指の長さの違いは胎児の時に母親の胎内で受けるホルモンが関係しています。
胎児のときにテストステロン(男性ホルモン)を多く浴びると人差し指よりも
薬指が長くなり男性脳に、エストロゲン(女性ホルモン)の影響が強いと
人差し指が薬指より長くなり、女性脳になるとのこと。
私は自分で自覚するほど典型的な男性脳ですが、そのおかげで、男性が圧倒的に
多い今の職場でも、仕事の進め方や物事の考え方に違和感なく仕事をこなせています。
同じ職場の男性にとっては、ただでさえ少ない女性社員の一人なのに、中身が
男性とあっては残念至極かもしれないですが。
何はともあれ、これも当時の母のテストステロンのおかげだと思っています。
もっとも、ストレスを受けると分泌される男性ホルモンが、母の妊娠中に大量に
分泌されていたのは何故か、ということは、きっといらぬ想像なのでしょう。
せっかくなら体も男性がよかったですが、今となっては詮無き事、自分は自分
として前進あるのみです。
彼女の薬指と人差し指は、長さがほぼ同じか心もち薬指が長いです。
本人は薬指のほうが長いと言い張り、「薬指が長い人は仕事ができるんだって♪」
と嬉しそうです。
4年の間彼女を見つめ続けた私から見ると、同時進行型でいろいろ手を出そうと
するところや、人への共感能力の高さは十分に女性脳だと思うのですが。
一度正確に彼女の2D/4D比を測りたいと思っていますが、きっと彼女はそれを
望まないのでしょうね。