猫が好き。

猫と女性が好きです。日々(月一?)の独り言です。

彼女の住む街

私は、彼女の住んでいる街(県)が大好きです。


理由は彼女が住んでいる街だから、と言えれば可愛いのでしょうが、残念ながら

合理的思考を是とする私の思考回路からはそのような回答は生まれません。


好きな理由の一番は、気候が温暖で、緑が多く、自然が豊かなこと。

海も山も川もあって、独特な形をした畑が多いのも最大の特徴。

でも決して田舎ではない、不思議な街。

日本一の霊峰を望む絶景スポットが多いのも、グッとくるポイントです。

また、海鮮の美味しさも私を惹きつけて離しません。

あ、方言フェチの私にとっては、最初の文字にアクセントをつける傾向の多い

イントネーションもたまらないです。


それに何といっても、吊り橋が多いです。

デートの回数を吊り橋を渡った回数で割ったら、おそらく2回に1回は渡っている

計算になるのではないでしょうか。

吊り橋らしい吊り橋の種類だけを数えても、おそらくその数20はくだりません。


「死ぬまでに渡りたい 世界の徒歩吊り橋」の一つに選出されている絶景の吊り橋は、

彼女が初めてのドライブデートで連れて行ってくれたところです。

彼女が吊り橋効果を狙っていたかどうかは定かではありませんが、都会で自然に

飢えていた私の野生を目覚めさせ、彼女が住んでいる街の虜ならしめたのは間違い

なくこれがきっかけです。


年に一、二度は私がせがんで連れて行ってもらうため、今ではこの吊り橋を完全に

手放しで走って渡れるようになりました。

もちろん、良識ある大人の端くれとして、人がいる時は駆け抜けたりしませんが。


もう少し暖かくなったら、タモ網とプラケースを持って、川の浅瀬にヨシノボリを

追いかけに行くのが今から楽しみです。

とはいえ、一つのことに集中すると周りが見えなくなる性質ですので、岸で川瀬を

穏やかに眺めている彼女の顔が待ちくたびれて曇り始める前に、効率よく捕獲し

目標を達成して帰らなければなりません。

タモ網を二刀流にするか、追い込み漁用の罠を作るか・・・。

彼女に会う前は、いつも検討事項が山積みです。


気候が温暖な県だけに、その県民性ものんびりした人が多いようです。

ご多聞に漏れず、彼女も然りです。


私もいつかはこの街の住人になりたいと思っていますが、いつかは、と言っている

うちはそんな日は永遠に来ないのでしょうね。









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