猫が好き。

猫と女性が好きです。日々(月一?)の独り言です。

ああ無情。

犬は飼い主を主人だと慕い、

鳥は飼い主を恋人だと恋慕し、

そして我らが猫は飼い主を下僕だと思うようで。


そんな日常がこちら。



花も恥じらう乙女のはずの我が家の猫。

飼い主は単なる背もたれと足置きという認識です。


天は猫の上に人を造らず、ですね。

青天の霹靂

今日の昼頃、母から連絡がありました。


2月から入院している田舎の祖母の容態が思わしくなく、覚悟はしておくように、と。
私は入院していることすら知りませんでした。


詳しく話を聞くと、衰弱はしているものの、意識ははっきりしていて合併症などもない

とのこと。
今すぐどうこうということではないようです。


「ばあちゃんも90歳過ぎてるし、こればっかりはどうしようもないね。」


そう言う母の声は気丈でしたが、自分の母を失うかもしれないその胸中はいかばかりか

と思います。


「それに、母さんも腰痛めちゃって動けないんだよね。まぁじっとして治るのを待つ

しかないんだけど。」


これも青天の霹靂です。

とりあえず普段の生活は何とかなっているようですが、もう半月くらい前からだとか。


実家は隣県なのでいつでも帰れると思い、仕事に感けて連絡不精だった自分に、反省

しきりです。
きっと、母は私に心配をかけまいとしたのでしょう。


いつもの明日が、当たり前に来るとは限りません。


来週末、実家に寄って一緒に祖母に会いに行ってきます。

似て非なる夢

彼女の考える夢と、私の考える夢には、絶対的な相違があることに最近気づきました。
あ、ここで言う夢とは、睡眠中に見る幻覚のことではなく、将来に対する期待や願望

のことです。


例えば、100万円あったらいいなという夢があったとします。


 彼女は、まず100万円をどう使うかを考えます。
 私は、まず最短で100万円を貯める方法を考えます。


例えば、一軒家が欲しいという夢があったとします。


 彼女は、まず配置する家具の種類や色、人を呼んだ時のイメージと献立を考えます。
 私は、まず予算や地域、必要な機能と間取りなどの要件を考えます。


例えば、ある日の会話です。


 笑顔の彼女

「一緒に海外旅行に行きたいね♪」


 私

(2人で海外。ハードル高そうだけど、実現すればきっと喜ぶだろうな。

 夏休みを次の締め切りの後にずらせば行けるか?とすれば、10月。西欧は

 既に寒いか・・・。今夜あたり行き先候補を調べてみよう。)

 予算と目的は?何日くらい休みが取れるの?」


 虚を突かれた彼女

「予算!?目的!?・・・。一緒に行けるなら、どこでもいいの。

 休みは・・・3日くらい?」


 私

(3日だとせいぜいアジア圏。それもほとんど移動で終わる。同じ予算なら、

 国内のが充実した旅程を組めるな。)

 どこでもいいなら、国内でもいいの?」


 考え込む彼女

「・・・。」


 私

(どうやら国内じゃ駄目らしい。あ、ひょっとして社交辞令だった?ちょっと言って

 みただけ?)

 本当に海外に行きたいの?」


 しゅんとする彼女

「もういい。Kaiちゃんには夢がない。」


 愕然とする私

「なんで!?すごくあるよ!?」


彼女にとっての夢は、大空に浮かぶたくさんの色とりどりの風船のようなもの。
言い換えれば、ふわふわとした楽しい妄想の集合体。
叶うかどうかは重要ではなく、その場その場で想像が膨らむのが楽しいようです。


私にとっての夢は、企画書の形をして机の上に積み上げられたもの。
言い換えれば、日々をより充実させるための追加案件。
未だ達成されていない目標の一つです。


私は、限られた人生の中で一つでも多くの夢を叶えたいと思う理想主義者です。
そのためには、いかに効率よく一つ一つの夢を片づけていくか、だと思うのですが、
どうも彼女の眼には現実主義者だと映るようです。


【後日談】


 笑顔の彼女

「一緒に海外旅行に行きたいね♪」


 私

(この前と同じ会話!?もう忘れてる?前回の反省を踏まえると、この場合の

 最適解は、まず共感のはず。)

 そうだね、行きたいね。」


 考え込む彼女

「・・・。うん。」


 私

「どうしたの?」


 しゅんとする彼女

「もういい。何だかスルーされた感じがする。興味ないんだね。」


 愕然とする私

「なんで!?すごくあるよ!?」


どなたか、彼女と海外旅行に行く方法をご教示ください。